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【第30回】カナダでのオールラフティングのトレーニング

 さあ、いよいよ今日からトレーニングです。朝7時30分にアパートを出発です。シニアガイドのJAY以外は、みんな同じアパート住まいです。その日は、JAYは、自分の車で来るということで、同じトレーニング生のジェイソン、ボブ、リチャード、マーティーと私で、会社の車に乗り込み、リチャードの運転で会社まで行きました。
晴れていて、運転しないで見る景色も最高ですね。その次の日位からは、ほとんど毎日お店に寄ってカナダでは有名なマフィンを毎朝買うようになりました。いや、でもおいしいです。ホント。

 トレーニングの初日は、オペレーション(運営)の仕方で、ウェットスーツの洗う場所や洗い方、細かく言うと洗剤の量やお湯の量や引っ掛けるハンガーや場所の確認。もちろん、ヘルメットやライフジャケットやパドル全ての装備についても確認しました。
その後、車でゴール地点と途中のアクセスしやすいエスケープルートの確認です。その後、は、マリーンレイクに戻ってランチを食べました。景色のいい湖畔でランチも最高ですね。

で、午後は、やっとお待ちかねのラフティングのボートにのりました。ボートを倉庫から出してきて、「RIKEN」と書かれていました。カナダ人は、「ライケン」と発音していて、日本製のボートでアメリカやカナダではかなり売れているボートだと言っていました。あとで分かったのですが、ゴムで有名な岡本理研さんのボートだと知りました。

で湖ではリックが先生となって、JAYが手本を見せるという形で教えてくれました。ただ、私がいままで乗ってきたボートと違い、後ろの席2つ分がオールを引っ張るというか、操るシステムが組んでいることです。
いままでは、パドルボートといってクルーのすべての人がパドルを持って漕ぐタイプでボートで、ボートにはには何の仕掛けもないボートです。

このオールボートは、はじめてだったので、左右両方の手を別々に左右のオールを操ります。これがめちゃめちゃ難しい!!左右同じように力を加えて漕げなかったので、静水(湖)でも真っ直ぐにぜんぜん進まないのです。ちなみに通常パドルラフトは、前漕ぎを中心に川下りを考えますが、オールラフトは、後ろ漕ぎの方が力が出るので、後ろ漕ぎを中心に川下りを考るということを教えてもらいました。

漕いでみてなるほど後ろ漕ぎの方が力が入るとは思いましたが全然思い通りには行きません。漕ぎ方もパドルラフトと違い、全然違う筋肉を使うみたいですぐにパンパンになり、すぐに力が入らなくなりました。初日は湖だけで漕ぎ方の練習でした。本当にヘトヘトに疲れた一日でした。では、また次回!


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